金属熱処理ソリューションの田中です。
高周波焼入れで確保できる有効硬化深さは
おおむね1mm程度といわれていますが、
周波数の調整(中周波、低周波)により、さらに深く確保することが可能です。
表面硬度に影響はほぼありません。
材質や形状にもよりますが、2mm、3mmなどより深い硬化層が
必要の際は一度お問合せ下さい。
金属熱処理ソリューション
http://www.ht-solution.jp
金属熱処理ソリューションの田中です。
高周波焼入れで確保できる有効硬化深さは
おおむね1mm程度といわれていますが、
周波数の調整(中周波、低周波)により、さらに深く確保することが可能です。
表面硬度に影響はほぼありません。
材質や形状にもよりますが、2mm、3mmなどより深い硬化層が
必要の際は一度お問合せ下さい。
金属熱処理ソリューション
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金属熱処理ソリューションの田中です。
PC棒鋼、PC鋼棒、PC鋼材、鉄筋鋼棒の熱処理を承ります。
熱処理は全体(ズブ)焼入や、高周波焼入を用いますが、
金属熱処理ソリューションでは高周波焼入をおすすめ
しています。細径の対応業者がない、歪を抑えたいなど
お困りごとがございましたら一度お問合せ下さい。
※熱処理のみの対応となるため。
材料はお客様に支給頂く形となります。
金属熱処理ソリューション
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金属熱処理ソリューションの担当の田中です。
チタンを硬くしたいお問合せが多いのですが、
硬くできる材質とできない材質があるのでご注意下さい。
純チタン :不可
α合金 :不可
α-β合金 :時効処理により可能
β合金 :時効処理により可能
ご参考までに。
その他ご不明な点がございましたら
何なりとお問い合わせください。
金属熱処理ソリューション
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金属熱処理ソリューションの田中です。
保磁力の測定について紹介します。
鉄材料を加工(鍛造、切削、プレス、研磨、溶接等)すると磁化しますが、
熱処理(磁気焼鈍、磁性焼鈍、磁気抜き処理いろいろ呼称があり)によって
帯びた磁気を除去することが可能です。
ですが、磁気の程度は見た目で判別できるものではないので
専用の計測機器が必要となります。
金属熱処理ソリューションでは
以下の測定機器を保有しているため、
熱処理だけでなく検査のみのご依頼も承っております。
お気軽にお問合せ下さい。
自動計測保磁力計 K-HC1000(東北特殊鋼㈱製)
最大有効寸法:高さ25mm×幅50mm×奥50mm
こちらもご参照下さい(パーマロイの熱処理とB-Hアナライザによる保磁力測定)http://metalheat.co.jp/technique/index02.html
金属熱処理ソリューション
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金属熱処理ソリューションの田中です。
最近はチタンの溶体化(固溶化)試作のお問合せが
増えていますが、金属熱処理ソリューションでは受託加工を承っております。
真空熱処理炉や高周波誘導加熱で可能です。
真空炉において窒素ガスを嫌われる場合、
アルゴンガスなど不活性ガスの選定が可能です。
高周波誘導加熱では長尺丸棒素材での処理を得意とします。
条件設定が少し難しいのでテストピースの支給をお願いしています。
一度ご検討下さい。
金属熱処理ソリューション
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金属熱処理ソリューションの田中です。
今回は金属熱処理ソリューションが製作・販売する
曲がりの少ない調質シャフト(丸棒材料)をご紹介します。
調質シャフトとは、高周波加熱により焼入されたシャフトを、
使用用途に応じた焼き戻しを行う事により高い強度と高いじん性を
持たせた丸棒材料です。
モーターシャフト・パイプシャフト・金型部品に活用されます。
例えば以下のように工程を変更すれば
トータルコストと納期の削減、熱処理による歪みリスク回避等
に繋がり、様々なメリットが生まれます。
≪現状工程≫
材料→加工→熱処理で調質→仕上げ加工
↓
≪ご提案工程≫
調質シャフト→仕上げ
この調質シャフトは特殊な設備で製作しており
市場には流通しておらず、オーダーメイド生産となっています。
バッチ炉、ピット炉など通常の熱処理(調質)設備では
材料が大きく歪むため製作困難といわれています。
金属熱処理ソリューションで材料から調達しての製作も可能ですし、
お客様から支給頂いた材料を調質のみ行なうことも可能です。
また、センタレス研磨にも対応しているほか、
他社製の調質シャフトや丸棒材料の矯正にも対応しています。
是非ご検討下さい。
金属熱処理ソリューション
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金属熱処理ソリューションの田中です。
今回はお客様にて内製されている熱処理の
外製化のご提案のお話です。
ものづくりにおける熱処理の工程はニッチでマイナーですが奥が深く、
高い専門知識や人海戦術が必要になります。また、日本は世界的に見ても
電気代が高く、人件費やランニングコスト、後継者不足・育成の観点から
内製を続けるべきなのか見直しを検討されるお客様も増えています。
そこで金属熱処理ソリューションでは
各種熱処理の専門家が外製化した場合のコストの試算を行っています。
外製化することで、お客様にとっては限られた工場スペースが空き、
より付加価値の高い事業分野に特化することが可能となります。
金属熱処理ソリューションでは
単品はもちろんですが、量産でも十分コストメリットが出せる
設備を揃えていますので、一度ご検討されてはいかがでしょうか。
金属熱処理ソリューション
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金属熱処理ソリューションの田中です。
歯車やギア等刃先の強度を上げるために
全体(ズブ)焼入れ、浸炭焼入れ、高周波焼入れ、窒化等
様々な方法で熱処理が施されていますが、
その中でよく使用時に刃が欠損するお話をよく聞きます。
原因としては硬度が高すぎたり、
高周波や浸炭における硬化層のムラが原因であることがあります。
金属熱処理ソリューションでは
高周波は周波数の調整やコイルの工夫で、
浸炭は熱処理条件の工夫で歯車表面を均一に硬化させることが可能です。
断面を切断してみると、歯車の凸凹に沿う形で
綺麗な硬化層が作られており、
より強度の高い製品を作ることができます。
案件の使用用途に合わせて提案していますので
ギア・歯車の欠損でお困りのお客様は是非お問合せ下さい。
金属熱処理ソリューション
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金属熱処理ソリューションの田中です。
最近の解決事例をご紹介します。
SCM440のφ30×800mmのスプラインシャフトを
他社様でHRC54で高周波焼入れしたところ、
使用時にスプライン部が捻じれてしまい、
どのような焼入れが良いのかお問合せ頂きました。
捻じれた原因は硬化層が浅かったために(1mm程度)
高トルクによる繰り返しネジレの負荷に
耐え切れなかったと想定されます。
お客様はズブ焼入れを希望されていましたが、
繰り返し疲労強度を上げる観点で、今回は
高周波焼入れの硬化層を深くする方向でご提案し
解決することができました。
金属熱処理ソリューションでは
高周波焼入れにおける長尺シャフトを
低歪みで焼入れすることを得意とする他、
硬化層もかなり深くまで処理することが
可能です(今回は硬化層9mmとしました)。
また、製品の使用用途に応じた
最適な熱処理方法をご提案させて頂いて
おりますので、一度使用時に不具合があったお客様が
いらっしゃいましたら是非一度ご相談下さい。
金属熱処理ソリューション
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金属熱処理ソリューションの田中です。
今回は硬調質シャフトのご紹介です。
高周波加熱で焼入れしたシャフトを使用用途に応じた焼戻しを行なうことで、
高強度、高靱性が得られ、主にモーターシャフト、パイプシャフト、
金型部品に活用されるシャフトです。ラインナップは以下の通りです。
【対応材質】
構造用炭素鋼(S40C、S45C、S50C等)
構造用合金鋼(SCM440等)
軸受け鋼 (SUJ2等)
ステンレス鋼(SUS420J2等)
【対応硬さ】
HRC26~45の範囲で任意にご指定下さい。
【対応サイズ】
径 :φ2~φ125mm
長さ:500~3000mm
お問合せは金属熱処理ソリューションまで。
金属熱処理ソリューション
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