金属熱処理ソリューションの田中です。
今回は金属熱処理ソリューションが製作・販売する
曲がりの少ない調質シャフト(丸棒材料)をご紹介します。
調質シャフトとは、高周波加熱により焼入されたシャフトを、
使用用途に応じた焼き戻しを行う事により高い強度と高いじん性を
持たせた丸棒材料です。
モーターシャフト・パイプシャフト・金型部品に活用されます。
【特徴】
○高い強度と高いじん性が得られる
○モーターシャフト・パイプシャフト・金型部品に活用
○用途別に硬さをHRC26~ 45の範囲の中で製作する事が可能
○材質も機械構造用炭素鋼、機械構造用合金鋼、ステンレス、軸受け鋼等に対応
○~2000mm程度まで可能。それ以上もご相談下さい
○歪み量目安は1000mmあたり0.1mm(振れ)以下
例えば以下のように工程を変更すれば
トータルコストと納期の削減、熱処理による歪みリスク回避等
に繋がり、様々なメリットが生まれます。
≪現状工程≫
材料→加工→熱処理で調質→仕上げ加工
↓
≪ご提案工程≫
調質シャフト→仕上げ
この調質シャフトは特殊な設備で製作しており
市場には流通しておらず、オーダーメイド生産となっています。
バッチ炉、ピット炉など通常の熱処理(調質)設備では
材料が大きく歪むため製作困難といわれています。
金属熱処理ソリューションで材料から調達しての製作も可能ですし、
お客様から支給頂いた材料を調質のみ行なうことも可能です。
また、センタレス研磨にも対応しているほか、
他社製の調質シャフトや丸棒材料の矯正にも対応しています。
是非ご検討下さい。
金属熱処理ソリューション
http://www.ht-solution.jp