金属熱処理ソリューションの田中です。
電気代(ガス代も)の値上げが止まりません。
問題となっているのは燃料費調整単価で、
発電燃料の輸入価格が毎月反映して電力会社から算出されています。
燃料費調整額は燃料費調整単価×使用電力量(kWh)で求められます。
熱処理業者はエネルギー大量消費産業のため
事業規模にもよりますが、例えば月の使用電力が50万kWhの会社とすると
燃料調整単価が1円上がるだけで50万円の値上げとなります。
2021年1月と比較すると2022.7月の差は単価8.6円/kWh。
8.6×50万kWh=月430万円値上がりしたことになります。
今後冬にかけて更に高騰する予測もあり、
もはや企業努力で吸収するという次元ではない異常事態で、
体力が無ければ廃業を検討する水準と言えます。
当然、全国の同業者が同じ状況と思われます。
つきましてはお客様には値上がりした電気代を
速やかに反映せざるを得ない危機迫った状況となっており、
どうかご理解とご協力をお願い申し上げます。
金属熱処理ソリューション
http://www.ht-solution.jp